肩がいたくない球の投げ方。体の使い方。そのコツ。

球を投げることは人間にしかできない複雑な技術です。

少なくとも大谷のように投げられる類人猿もいないでしょう。

私もこの投げ方のコツを知るまではチンパンジー並みでした。

この投げ方が身につくとテニスのサーブなどでも応用できます。

それだけでなく野球やテニスで球を打つ場合などにも応用できます。

ボクシングのパンチなどでも・・・・・

  • 手で投げない。
  • 足で投げる。
  • 手首も腕も上体も全部ねじっておく。
  • 足、腰、胴体、肩の順で回す。
  • 両肘と両肩はほぼ一直線。
  • 球は耳の近くでのの字描く。

球は手の力で投げない。腕は筋肉ではなく遠心力で伸ばされ、球に力を伝えるだけ。

投げるパワーは100%足腰の力です。腕力はゼロ。

人体で最大の筋肉は両足にあります。

だから足で投げるのは理にかなっているのです。

球が遠くに飛ぶのはスピードです。足のパワーをスピードに変えるために回転運動で投げます。

足が回転を作り腰、胴体、肩、の順で回転し、ひじ、手首、指先の順でムチのように力を伝え球を投げます。

投げる前に逆にひねっておきます。

腕と手首をひねっておくのは力をためるためではなく、回転距離を稼ぐためと球の軌道を制限するためです。

では実際にやってみましょう。

腕をねじるのがコツです。

先ず手のひねりを体に覚えさせます。

これをやると投げるとき肩が痛いということがなくなります。

そして肩の回転を腕、ひじ、手首、指先の順にムチのように使うためです。

球を持った右手を左にねじります。(手の甲が見えるように)

右ひじと右の肩を後ろに引きます。

右足と腰の位置はそのままで右腰を中心にして左足を前方向に踏み出します。

上体は自然と右に回転しやや後ろに捻られた形になります。

左足の踏み出しと同じタイミングで、へその辺りにある球を持った右手と添えた左手を下に強く下します。

勢いで両手は離れます。右に肩が回転しているので両腕は前方と後方に開かれます。

後ろに振った右手は左回転でねじります。その球を持った右手首は手のひら側に折ります。

手の甲が耳の方を絶えず向いているようにします。

左手も自然な感じで右にねじります。(やはり手の甲が見えるように)

肩は左が上がり気味に右は下がり気味になります。

肘は肩のラインより上には上げないようにします。

最後に肘を伸ばしていくまでは球を持つ手首は体から離さないようにします。

スケーターがスピンの時に手を体の回転軸に寄せると回転スピードが増すのと同じ働きです。

(自然にひじは折られ、手首は上がってきます。)

足

前方に踏み出した左足は右に捻られています。

お尻は左を向いています。

上体は右肩が下り後ろに傾きます。右足に体重が乗ります。自然に右足はほぼ右に90度向きます。

腰は右方向を向いています。

ここが逆方向へのねじりの最終です。

この瞬間が、ねじり戻りのスタートになります。

ねじれを戻します。

右ひざをぐっと折り、体全体が落ちて左足はつま先が右を向いたまま地面を踏みます。

この時腰はまだ右方向を向いたままです。

左足が地面につくと同時に

両膝を曲げ腰を落としながらつま先と腰を瞬間的に前に向けます。

上体を地面に対し真っすぐにして腰を回転させます。

オーバースロー・サイドスロー・アンダースローは

腰より上の胴体の曲げで変えます。

その胴体の曲げは左右の肩の高さで作ります。

腕の動きはそれに従います。

腰の回転に従って胴体が回ります。

最後に両かたも回り始めます。

球を持った手首は、ねじれを維持したまま

最後の最後

耳のわきで、小さなのの字を書くような軌道で遠心力で伸ばしていきます。

腕を伸ばす方向は両肩を結ぶ方向です。

腕の力は抜いておきます。

肩は左に回っていきますので球は右後ろに置いて行かれた形になります。

球は前方に向かっては一番遅れて動き出します。

腕と肘により前方に引かれますので手首は甲側に折れます。

そしてリリース。手首と指が伸びて球が手から離れます。

オーバーハンドで投げる場合は

右腕を上げるのではなく左肩をぐっと下げ右肩を上げます。

肘を上げると壊れます。

以上が短時間に行われます。

球種の投げ分けは球の握る場所とリリース直前の手首の動きで行います。体の使い方はすべて同じです。

例えばリリースする瞬間やや右にねじる感じで小指と薬指が手首に触るように折れば球は下側にググっと落ちます。

最初はゆっくり投げてコツをつかみます。

まとめ

球は手で投げるのではなく体の回転によって投げる。

肘は両肩のラインより上には上げない。

球を持つ手の甲が耳に近づくようにひねる。