これらは、エンジン位置と駆動するタイヤの組み合わせです。
Fはフロント、Rはリアです。
そして左の文字は「エンジン位置」右の文字は「駆動するのが前タイヤか後ろタイヤか」を表しています。
これらは基本構造であり、基本設計の違いですのでかなりの部分その車の性能を決定付けます。
説明が混乱するので4WDについては別のページでそのうちに・・・・。
FF 車。フロントを駆動する唯一のタイプ。走るということで言ったら最悪の方式。
F1から自転車までR駆動です。F駆動は三輪車くらいです。
R駆動にする多くの理由があるからです。
R駆動の理由
- 舵の役目をする前輪の構造がシンプルにできます。左右に動いて空回りするだけです。自転車のように!!
- 前輪を90度に近く曲げることが可能になります。小回りできるということです。
- ハンドルの感触が軽くできます。(パワーステアリングとは別次元で・・・・。)
- 前後重量配分が自由に設定できます。BMWの50:50のこだわりは有名です。
- 方向転換の役目を持たない後輪が駆動を受け持つことで大馬力が可能になる。
- アクセルを踏み込むと後輪に車重が掛かりタイヤの摩擦力が増す。急加速が可能。
- カーブでアクセルを踏んでいける。それにより後輪の摩擦量も増加する。
- 後輪に過剰な駆動力を与えることで横方向のグリップを失わせることが可能となる。
F駆動であることのデメリット
- 前輪だけに大きな負担がかかってしまう。
- 大パワーで後輪の駆動力を思うままに操るという走りができない。
- コーナーでアクセルを開けて後輪を安定させるという走りができない。
- ハンドルの感覚に余分な何か(駆動力)が微妙に入り込む。
走りを味合う!! そんな走りを望むならFR車です。
FRは自然に気持ちよく走れます。
- コーナーが近づき減速します。
- ブレーキを少しだけ残してコーナーに。
後ろがわずかに軽くなる感じがします。 - アクセルを軽く踏みながらコーナリングします。
後ろがしっかりグリップします。 - 軽く加速しながらコナーをぬけます。
FRは今や古臭い感じさえしますが走りに関しては自然な理にかなった形式なのです。
FFはものすごく進化しました。
FFは経済性や合理性や生産性やそういうものの産物でしょう。
それが工夫と改良により今やそんなものを全く感じさせない素晴らしい車になったのです。
デメリットをほとんど感じさせない車もあります。
速く走るということでもシビックのタイプRなどすごいです。
MR。Mはミッドシップ。真ん中です。
最良のレイアウトらしいですが、哀帝でももう一台、別の車が必要となるでしょう。
RR。ポルシェと昔のビートルしか知りませんが。
GTRやアウディ・クアトロやスバルのスーパー4WDが出るまでは大パワーを路面に効率よく伝える最適のエンジンレイアウトでした。
加速では後輪に車重が掛かりますがさらにエンジンの重さも加わるからです。
ポルシェのブレーキが「宇宙一」の理由。
最後にレイアウトや構造の重要性が分かるお話です。
どんな車もブレーキ能力に関しては絶対にポルシェには勝てないのです。
ストッピングパワーはタイヤが滑るかどうかで決まります。
滑らないようにするにはタイヤを路面に押し付けます。ウイングやスポイラーはそのためにあります。
強烈なブレーキングでは車重のほとんどが前輪にかかります。後輪は半分浮いたようなものです。
前輪だけはディスクブレーキとか前輪だけwキャリパーだったりはそのためです。
で、ポルシェです。水平対向の重心の低いエンジンが一番後ろに乗っているのです。
後ろもストッピングパワーを発揮する、というか後ろが止めている。
ドイツの小さなメーカーが世界中の車好きに愛されているのはこのレイアウトによるのです。
ポルシェ博士の理詰めな設計の凄さを感じます。
まとめ
気持ちいい落ち着いた走りを求めるならFRがいいです。
私は20年以上前のセダンに今も乗っているのです。
もちろんFRです。