不思議な事故は田んぼの真ん中の見通しの良い十字路で起きる。しかも大事故が。
なぜ事故は起きるか。
事故にあわないためにはどうするか。
相手の車は止まって見えてしまい、お互いを認識できない。だからノーブレーキで大事故になる。
相手の車は同じ位置で止まって見えてしまう。
- 交差点は直角二等辺三角形で言うと直角の部分に当たる。
- 残りの2つの45度の角がA車、B車になる。
- 貴方がB車だとするとA車は左前方45度にいます。
そこから交差点までの距離の半分を走った時
- A車は左前方45度にいます。
これは、運転席から見ると、
ずっと相手の車は45度の位置で止まって見えるということです。
そして、もう一つ言えることは
もっとそれ以前からもA車は左前方45度に小さく見えていたということです。
動きのないものは見ない。見えても認識しない。
相手の車を見ているのは目ではなく脳です。
目はいわばカメラのレンズです。
膨大な情報を取り込みます。
視覚情報はまるで回しっぱなしの4Kムービーみたいな膨大な情報量です。
脳は大ざっぱな情報の選別を行います。
脳は意味のある情報だけを次のセクションに伝えそれ以外の情報は消滅させます。
そこからさらに余分なものは取り除かれ意味のありそうな情報は寄せ集められ意味のある形になります。
動いていない相手の車を脳は認識しない。
野生動物ではよく観察されることですが動かないだけで存在を消すことができます。多くの生まれて間もない子供たちがほとんど捕食者に食われずに済むのはじっと動かないからです。
注意を前方だけに向けず、横からくる可能性を認識することが必要です。
意識すれば見える。意識しなければ見えない。それが私たちの脳。
例えば貴方が「最近ほんとにベンツがふえたなー」と思ったなら
不思議なことにすれ違う車に次々ベンツを見つけます。
そう思わなかった時にはそんなにはベンツとすれ違わない。
脳は意識することで跳躍性眼球運動を働かせ見つける。
普通、脳は前方の視界中心部の情報処理に追われてしまいます。
車で走る速度は自然ではありえない速さなので情報処理が間に合わないからです。
前方の遠くに目をこらす状態です。
これでは横からくる車など見えるはずがありません。
横からくる車の危険を認識することが大事です。
認識することで初めて脳は相手の車が見えるようになります。
認識することで脳は前方だけでなく横から接近する車も跳躍性眼球運動を働かせ探します。
何かを探す時、だれかを探す時の目の動きが跳躍性眼球運動です。
脳の働きから見て
危険の種類を知ることが危険の予知、発見には大事だということです。
「気を付けて運転しましょう」は緊張して慎重にという意味だけではないのです。
まとめ
見通しの良い交差点での大事故は、脳が横からくる車を認識できないから。
その危険と理由を明確に意識すれば脳は前方だけでなく横からくる車を探し見つけるようになる。