チェンソー目立て。簡単な方法とそのコツ。

やすり一本でできる簡単な方法は現場で役に立ちます。

目立てをするやすりの動きと角度の理由を知ることで正確な目立てが、しかも簡単にできるようになります。

チェンの刃の形を見ます。目立てが一発で理解できます。

町内の神社の石段です
以前の神社を見上げる

肝心な刃先は縦横二か所です。

チェンを上から指でなぜて、引っ掛かり感が鋭ければOKです。
引っ掛かり感が鈍ければ目立ての必要があります。
その場合、よく見れば刃の先端が微妙に丸まっているのが分かります。
そこを鋭くするのが目立てです。

縦横の刃先は丸やすりを一直線に動かして一度に作られています。

直方体(チェンのブロック)を円筒形の物体(ドリル?)が直径の五分の一ほど上にはみ出して通り抜けた形です。

丸やすりの角度30度は、上から見た横刃のラインです。

よく見れば30度の細い線が刻まれています。
30度の角度が必要なのは、縦刃を鋭く尖らせるためです。
それに対し、横刃の角度は丸やすりの曲面により作られます。
丸やすりが横刃より直径の5分の一程度上に出ないと薄すぎる刃先になってしまいます。

チェンソーの目立てのコツは、縦刃と横刃がどのように作られたかを理解し丸やすりを同じように動かすだけです。
30度で縦刃と横刃に当て、やすりの背中が少し出るように上げ気味に持って一直線に押し動かす。それだけです。

一応、手順のようなものを記すと

  1. チェンをきつく張る。(私は手抜きでやりません)
  2. 一か所、目印の色を付ける。
  3. ガイドバーの下に30度の目印を描く(私はやりません)
  4. やすりを持たない方の指をそのチェンに添える。
  5. 横刃に少し上向きの力が加わるような感じでやすりを当てて
  6. 30度の線上を一直線に押す。引きでは力を抜き削らない。
  7. 指でなぜてみて、しっかり引っ掛かり感が出たらOKです。
  8. その同じ回数一つ置きに全部にやる。
  9. 反対側の刃もやる。
  10. 削りくずを取り除きチェンソー張りなおす。(私は手抜きです)
  11. たまに、デプスゲージを使ってチェックし必要なら削る。

    ***目立ての時、私が目を凝らすのは横刃の刃先のラインに丸やすりが綺麗に当たっているかどうかです。***

    ダメもとです。チェンソー目立てにチャレンジしてみるといいでしょう。
    切断スピードと吐き出される切りくずの見事さにきっと驚くでしょう。