新車購入時、セールスは必ずコーティング処理を勧めます。
「ノーワックス」とか「キープする」とか聞くと、たいていの場合
何しろピカピカの新車ですから
「じゃあ、やっといて」ということになります。
でも「ノーワックス」も「コーティング」もそれ自体には
貴方が期待する意味もそして効果もありません。
1 新車の塗装は何もしなくとも最初から強靭です。
ボディーの「塗装表面を守る」ということでしたら
現在の新車塗装はワックスなしでも四、五年でだめになったりしません。
コーティングの有無にかかわらずワックスはなくてもいいのです。
2 ノーワックスだが、ピカピカにしておくには結局「ワックス以外の何かが必要」です。
塗装表面には必ずカルシュウム分が付着します。
しばらくするとつやがなくなるのはカルシュウムが付着したためです。
それを指定の液体で時々磨き落としてやらなければなりません。
ワックスを使っている場合
- 新しいワックスを塗ることで古いワックスは溶かされ拭き取られます。
- カルシウムは古いワックスと一緒に拭き取られます。
コーティングの場合コーティング被膜を落とさないためには
- カルシュウムだけを溶かす。
- カルシュウムだけを削り落とす。
かなり難しいミッションであることに間違いありません。
3 数ミクロンでは、どんなに強靭な被膜であろうと、樹液や鳥の糞や鉄粉や砂粒やなどから塗装を守ることはできません。
コーティングの言葉に安心していると大変なことになります。
鳥の糞は鳥の種類によって塗装を溶かす力が違いますが
見つけ次第できるだけ早く洗い流します。
場合によってはその部分のつやが失われます。
以前乗っていた私のトヨタ・ルシーダは
カラスと思われる鳥の爆撃にあい、
気づいたときには20cmほどのが3か所、
クリアが完全になくなっていました。(銀色の塗装の上に透明なクリアを塗装したのがて銀メタ)
松や桜の樹液は固まると縮みます。
その時、塗装は樹液に握られるようにして縮んでしまいます。
鉄粉は塗装に刺さり早く取らないと食い込み膨張します。
そうなるともう完全には取れません。
コーティングは商売上手の見本。
値付け
- ちょっと驚く高価な値付け
当然高利益 - セールスが新車値引きとして無料でやる場合も
高額値引きということになる。
商品イメージ
- 規模の大きさ信用力のカーディラーがお勧めする商品。
- 驚くほど高額な値付け(儲かります!!)
セールストーク
- 「ワックスが必要ありません」
「○○コート」
「○○キーパー」
思い込ませ
- カーディラーが売る高価な商品、だからコーティングは凄くいい!!
- ワックスはダサい
- コーティングなのにきれいじゃないのは洗車のせいだ。
- コーティングやってあるから安心だ。
コーティングを信じている車は結構汚いです。
- コーティングを大事にするあまり洗車をしない、汚い車が多いいです。
- 洗車機を使わない人が結構います。
- 年数回しか洗わない人も多いいです。
コーティングは若者の車離れの一因かもしれません。
ワックスを掛けてピカピカにする喜びは失われました。
人は手を掛ければかけるほど愛着が生まれるのです。
ワックスを掛けたり、磨いたりしない車に愛着など持てるはずがありません。
私はメーカーと傘下のカーディーラーは
目先の利益に目がくらみ、判断を誤ったのではないかと思うのです。
まとめ
愛車はコーティングよりワックスがお勧めです。